光化学オキシダント注意報が発令されました！
令和1年5月23日午後1時10分、福岡市に光化学オキシダント注意報が発令されました。
ぼんやりテレビを見ていたら、最近多い地震速報などのように、光化学オキシダント注意報の発令が報じられました。
光化学オキシダント注意報？
最近、pm2.5が多い日が目立つので気になっていましたが・・・。
県内２年ぶり 光化学オキシダント注意報
5/23(木) 15:40配信
福岡県内で２３日午後、福岡市から北九州市までの広い範囲で、「光化学オキシダント注意報」が発表されました。福岡県内では、２年ぶりの発表です。
午後０時１５分、北九州市は、八幡西区に光化学オキシダント注意報を発表しました。
その後も、福岡市や北九州市の別の区など８つの市や町で発表されました。
注意報は、光化学オキシダント濃度が０．１２ｐｐｍを超え、その状態が続くと予測される場合に発表されるもので、県内では、おととし５月、久留米市に発表されて以来、２年ぶりです。
県などは、大陸から原因物質が流れ込んだのが影響したと見ていて、屋外での激しい運動をできるだけ避けて、目やのどに異常を感じたら洗顔やうがいをするよう注意を呼びかけています。最終更新:5/23(木) 16:20
九州朝日放送
やはり、大陸からの影響のようです。 注意しなくてはなりません。
九州はそうよね！なんて言ってはおられません。
すでに、日本中が影響を受けています。
（PM2.5の予報をテレビで見ますが、その飛来が多い日は、多々あります。お布団を干している方もいますが・・・。何とか規制できないのか？と思います。）
外での激しい運動は避け、外出も日によって避ける。
空気清浄機やマスク、サングラスの準備が必要です。
大気汚染の酷いのは、中国だけではなく、韓国やモンゴルその他中国に隣接するアジア地方にも多数あります。
韓国
韓国は、韓国の大気汚染の原因は、中国にあると言い、中国は、韓国の汚染は、
韓国自身が原因と言い、争っているそうです。韓国KMAは、黄海上で人工降雨を
降らせる実験を行いました。黄海上空に飛行機でヨウ化銀を散布する人工降雨実験
です。人工降雨がPM2.5を洗い流すのに効果的かどうかを確認するのが実験の
目的で、年内に15回行う予定で、1月が1回目だったようです。
（飛行機を使って人工的に雨を降らせる大気汚染対策は、タイも行っている。）
韓国の大気汚染状況は、世界最大の環境汚染国と呼ぶ中国ほどではない。
KMA広報は、黄海上空の大気に含まれるPM2.5の全てが中国から飛来したものだとの証拠は確認できていないとしている。しかし、大気汚染レベルが急上昇した時、国内でどこよりも汚染がひどかったのは中国に最も近い白翎島だったと言われている。
注：KMA(Korea Meteorological Admistration)は、日本の気象庁のようなもの。
中国の大気汚染が改善されないのは、なぜ？
様々な要素があるようです。
◇黄砂
中国国土の砂漠化とも関係して農業問題、生活、経済の問題も含んでいます。
◇急速な重工業の発展
急速な重工業の発展は、地方経済の成長、中国全体のGDPを押し上げました。
河北省では、膨大な税収がもたらされ、それによって、開発が促進され
インフラが整備された。
河北省など華北地域に対して、中国政府から地方政府に環境対策の徹底や汚染企業閉鎖
などの厳しい措置が要求されています。しかし、未だ違法な汚染物質排出、汚染除去設備の不備など、環境対策が徹底されていません。
コストのかかることは、企業にとって負担ですから環境整備は思うようには行きません。企業閉鎖を行えば、税収が無くなり、労働者の失業などの社会問題も起きます。
◇中国の経済の減速
現在、中国の経済は減速しています。そうなれば、コストのかかる環境整備は
ますます行われにくくなります。
北京オリンピックは、緑色五輪とのスローガンの下に行われた。
国際的にも注目されるため、重工業などの大気汚染が顕著な産業を北京市の地域に
置くことはできず、鉄鋼・コークス工場などは河北省各地への移転が決まった。
河北省は、経済成長が遅れていた地域であったために、それを受け入れざるを得なかったようです。
中国は世界の工場であり、世界の粗鋼総生産量の半分を占めていて、河北省は
国内で第一の生産量。安価な製品の世界への輸出が、ますます汚染を引き起こす
ことになりました。世界がそれを推し進めているとも言えるのでしょう？
中米の貿易摩擦が本格化しています。
その影響で、環境汚染が減少するなんてことがあるでしょうか？
巧みな駆け引きで早急にこの汚染を何とかして欲しいものです。
これからの動きを油断無く見て行きたいものです。
準備すべきは？
空気清浄機！
マスク！
ゴーグル！
傘！
pm2.5の予報にも気をつけて！
場合によっては、
外出を控えることも考えましょう！
